特殊伐採とは? 依頼シーンや必要とされる技術などを紹介|お役立ち伐採コラム②

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コラム② 特殊伐採とは? 依頼シーンや必要とされる技術などを紹介

「伐採(ばっさい)」とは単純に言うと木を切る作業です。
枝葉を切る剪定よりも重労働になることが多く、 大きい木を扱うほど危険も伴います。
その中に、一般的な伐採よりさらに難易度が高い「特殊伐採」と呼ばれる作業があります。
この記事では、特殊伐採についてわかりやすく解説し、特殊伐採が有効な場面などを紹介します。
もし剪定や造園業者に作業を断られた場合は、この記事を参考にして特殊伐採をご検討ください。
1. 特殊伐採とはここでは特殊伐採を必要とする場面や、活躍の場所、どんな技術を使うのかといったことを解説します。

1-1. 特殊伐採の依頼シーン

特殊伐採は、場所の特性的にクレーンなどが入ることができない場合に、ロッククライミングのような技術を使って木に登り、伐採や枝の剪定を行うことを指しています。
道が狭くて重機が入れない場所、電線などの都合でクレーンでの吊り作業ができない場所、斜面など地形上の都合でクレーンが使えない場合などに活用される技術です。
また神社仏閣など、場所自体は広くでも出入り口の都合でクレーンが入れない、重要な建物に枝葉が接するほど近くまで茂っていてクレーンなどでの作業が困難、 といった場合にも特殊伐採は有効です。

1-2. 「伐採は森の中だけの仕事」というイメージは間違い

「伐採」というと森林伐採を思い出す人も多く、森のなかで行う作業と思われがちです。
しかし、特殊伐採は、マンションやビルが立ち並ぶ街中でもしばしば活用される技術です。
特殊伐採なら、電線や建物を傷つけずに枝葉を切り、安全に地面に下ろすことができるからです。
また、住宅や店舗、企業などの敷地内で大きくなり過ぎた樹木を切り倒さずに対応したいという場合や、一般的な造園業者から「作業できない」 と断られた場合なども特殊伐採業者の出番です。

1-3. 特殊伐採に用いられる技術

特殊伐採はロッククライミングなどで使うロープワークや、ツリークライミング用の道具を使って行います。
「昇降機」と呼ばれる機器を使うこともありますが、これは作業員を乗せて樹上に運ぶ乗り物状のものではなく、 作業者の身体をロープなどで落ちないように引っ張り、身体自体を樹上に上げることを補助する道具です。
つまり、特殊伐採はほとんど人間の身体がむき出しで樹上に上がり、チェンソーなどを使うので危険を伴います。
それだけに安全確保の意識と、樹木の特性を知るプロの技能が要求される作業なのです。

2. まとめ

特殊伐採について、どんな場面で役立つものなのかという点や、どんな技術を使うのかという点をまとめました。
「株式会社アットライフ」は、東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城で活動する特殊伐採の専門業者です。
当社は高い技術と安全性を持ち味としており、 一般的な造園業者が手を出せないような場所でも、安全性の高いプランを作成して特殊伐採を行います。
樹木が大きくなりすぎて困っている、伐採や剪定をしたいけど造園業者に断られたという場合、ぜひ当店にご相談ください!