
庭木の剪定はいつ行えばよいのでしょうか。本記事では、庭木の種類別に最適な剪定時期や剪定のポイント、失敗しないコツ、費用相場、業者へ依頼するタイミングまで造園のプロが詳しく解説します。東京都・神奈川県・埼玉県で庭木の剪定をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
庭木は、適切な時期に剪定することで、美しい樹形を維持するだけでなく、病害虫の予防や風通しの改善にもつながります。
しかし、
- 「剪定は何月にすればいい?」
- 「冬に切っても大丈夫?」
- 「木によって時期は違うの?」
- 「自分で剪定できる?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
剪定はどの木でも同じ時期に行えばよいわけではありません。樹木の種類や成長サイクルに合わせて適切なタイミングで剪定することで、花や実付きが良くなり、樹木への負担も少なくなります。
この記事では、木の種類別の剪定時期や、失敗しないポイント、費用相場まで詳しく解説します。
◆この記事ではこんなことがわかります
- 庭木を剪定するベストな時期
- 常緑樹と落葉樹の違い
- 木の種類別の剪定時期一覧
- 剪定してはいけない時期
- 剪定費用の目安
- 業者選びのポイント
◆目次
・FAQ
庭木の剪定はいつする?

剪定に最適な時期は、樹木の種類によって異なります。
ただし、多くの庭木では
- 成長期前
- 成長が落ち着いた時期
この2つのタイミングが基本となります。
また、剪定には大きく分けて2種類あります。
強剪定
不要な枝を大きく切り戻す剪定です。
樹形を整えたり、大きくなりすぎた木を小さくしたりするときに行います。
主に冬の休眠期に行われます。
軽剪定
伸びた枝を整える剪定です。
樹木への負担が少なく、一年を通して比較的行いやすい作業です。
常緑樹と落葉樹では時期が違う
―常緑樹
一年中葉が付いている樹木です。
代表例
- シマトネリコ
- キンモクセイ
- オリーブ
- サザンカ
- ツバキ



おすすめ時期
3〜6月 または 9〜10月
―落葉樹
冬になると葉を落とす樹木です。
代表例
- モミジ
- サクラ
- ケヤキ
- ハナミズキ



おすすめ時期
11〜2月
休眠期に行うことで樹木への負担を抑えられます。
樹木別 剪定時期一覧
|
樹木 |
最適時期 |
年間回数 |
|
シマトネリコ |
3〜6月・9〜10月 |
年1〜2回 |
|
キンモクセイ |
花後(10〜11月) |
年1回 |
|
オリーブ |
2〜3月 |
年1回 |
|
サザンカ |
花後(2〜3月) |
年1回 |
|
ツバキ |
花後(3〜4月) |
年1回 |
|
モミジ |
11〜2月 |
年1回 |
|
サクラ |
花後(5〜6月)※必要最小限 |
年1回以下 |
|
ハナミズキ |
12〜2月 |
年1回 |
|
ケヤキ |
11〜2月 |
年1回 |
|
マツ |
5〜6月(みどり摘み)・11〜12月(もみ上げ) |
年2回 |
※樹種や地域、樹勢によって適期は前後する場合があります。
剪定をしないとどうなる?
剪定を長期間行わないと、枝葉が密集して風通しや日当たりが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。
また、枯れ枝や不要枝が増えることで、台風や強風時に枝折れのリスクが高まり、道路や隣地へ枝が越境する原因にもなります。
さらに、花木では花付きが悪くなったり、果樹では実付きに影響が出たりすることもあります。
剪定費用の目安
|
樹木の高さ |
費用目安(1本) |
|
3m未満 |
3,000〜8,000円 |
|
3〜5m |
8,000〜20,000円 |
|
5m以上 |
20,000円〜 |
※樹種や作業内容、枝葉の量、作業環境によって費用は変動します。
自分で剪定する場合と業者へ依頼する場合の比較
庭木の剪定は、自分で行うことも可能ですが、樹木の高さや種類、作業内容によっては専門業者へ依頼した方が安全で仕上がりも良くなります。
自分で剪定するメリット
- 費用を抑えられる
- 好きなタイミングで作業できる
- 庭木への愛着が深まる
- 軽い剪定であれば短時間で終えられる
家庭用の剪定ばさみや高枝切りばさみがあれば、小さな庭木や低木の軽剪定は比較的取り組みやすいでしょう。
自分で剪定するデメリット
一方で、次のようなデメリットもあります。
- 剪定時期を間違えると花や実が付きにくくなる
- 切ってはいけない枝を切ってしまう
- 高所作業による転落事故の危険
- 樹形が乱れる
- 剪定した枝の処分が大変
特に高さ3mを超える庭木や、脚立を使用する作業は無理をしないことが大切です。
業者へ依頼するメリット

造園会社へ依頼すると、樹木の種類や成長状態に合わせて適切な方法で剪定してもらえます。
主なメリットは次のとおりです。
- 樹木ごとの適切な剪定時期・方法で施工
- 樹形を美しく整えられる
- 病害虫や枯れ枝も同時に点検できる
- 高木や危険木にも対応できる
- 剪定枝の回収・運搬・処分まで任せられる
- 草刈りや伐採などもまとめて依頼できる
「見た目を整える」だけでなく、樹木を健康に育てるための管理という点でも、専門業者ならではのメリットがあります。
業者へ依頼した方がよいケース

次のような場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
- 樹木の高さが3m以上ある
- 空き家で管理が難しい
- マンション・アパート・企業敷地の植栽管理
- 毎年決まった時期に剪定したい
- 剪定だけでなく草刈りや伐採もまとめて依頼したい
- 台風前後の安全点検もお願いしたい
年間管理を利用すると、剪定のタイミングを逃しにくく、美しい景観を維持しやすくなります。
剪定業者の選び方
剪定業者を選ぶ際は、価格だけでなく、施工品質や対応力も重要です。
① 施工実績が豊富か確認する
ホームページやSNSで施工事例を確認しましょう。
ビフォーアフター写真が多い会社は、剪定技術や仕上がりをイメージしやすく安心です。
② 見積もり内容が明確か
見積書には次の内容が記載されているか確認しましょう。
- 剪定費用
- 剪定枝の回収・処分費
- 高所作業の有無
- 出張費
- 消費税
「一式」とだけ記載されている場合は、作業内容を確認しておくと安心です。
③ 剪定以外の作業にも対応しているか
庭の管理では、剪定だけでなく次の作業が必要になることもあります。
- 草刈り・除草
- 伐採・伐根
- 消毒
- 防草シート施工
- 植栽工事
これらを一括で依頼できる会社であれば、管理の手間を減らせます。
④ 年間管理プランがあるか
庭木は一度剪定して終わりではありません。
樹木の種類によっては毎年の管理が必要です。
年間管理プランがある業者なら、最適な時期に計画的な剪定ができ、樹木の健康維持にもつながります。
⑤ 地域密着で対応しているか
地域の気候や樹木の特徴を理解している業者は、適切な管理方法を提案しやすい傾向があります。
東京都・神奈川県・埼玉県など関東エリアでは、夏場の成長が早いため、地域特性を踏まえた剪定計画が重要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 剪定は毎年必要ですか?
樹木の種類によって異なりますが、多くの庭木は年1〜2回の剪定が目安です。
Q2. 剪定に向かない時期はありますか?
花芽を形成する時期や、新芽が勢いよく伸びている時期の強剪定は避けた方がよい場合があります。樹種ごとの適期を確認して作業しましょう。
Q3. 雨の日でも剪定できますか?
小雨程度であれば作業可能な場合もありますが、安全面や樹木への影響を考慮し、天候によって日程を変更することがあります。
Q4. 高さ5m以上の木も剪定できますか?
はい。高木の剪定は高所作業車やロープ作業などが必要になることもあるため、安全面からも専門業者への依頼がおすすめです。
Q5. 剪定した枝は処分してもらえますか?
多くの造園会社では、回収・運搬・処分まで対応しています。見積もり時に含まれているか確認しましょう。
Q6. 花が終わったらすぐ剪定しても大丈夫ですか?
花木は「花後」が適期となる樹種が多くあります。ただし、種類によって異なるため確認が必要です。
Q7. 強剪定と軽剪定の違いは?
強剪定は樹形を大きく整えるための剪定、軽剪定は伸びた枝を整える程度の剪定です。
Q8. 剪定だけでなく草刈りも一緒に依頼できますか?
はい。草刈りや除草、伐採などと合わせて対応している業者も多く、まとめて依頼すると効率的です。
Q9. 空き家でも依頼できますか?
可能です。写真や電話、メールなどで打ち合わせを行い、立ち会い不要で対応できるケースもあります。
Q10. 剪定費用を抑える方法はありますか?
定期的に剪定を行い、枝が伸びすぎる前に管理することがポイントです。また、草刈りや除草などを同日に依頼すると、作業効率が良くなる場合があります。
記事の要点・まとめ
庭木の剪定は、見た目を整えるだけでなく、樹木の健康維持や安全性の確保、病害虫の予防にも欠かせない管理作業です。しかし、すべての樹木を同じ時期に剪定すればよいわけではなく、常緑樹・落葉樹・花木・果樹など、それぞれの特性に合わせた適切な時期を選ぶことが重要です。
例えば、落葉樹は休眠期である冬に強剪定を行うことで樹木への負担を抑えやすく、一方で常緑樹は春や秋に軽く整えることで美しい樹形を維持しやすくなります。また、花木は花後の剪定が基本となるものが多く、タイミングを誤ると翌年の花付きに影響することもあります。
高さのある樹木や大きく成長した庭木は、安全面や仕上がりを考えると専門業者へ依頼することがおすすめです。適切な剪定によって樹木本来の美しさを引き出し、風通しや日当たりを改善することで、長く健康な状態を維持できます。
さらに、草刈りや除草、伐採などとあわせて庭全体を管理することで、景観の向上だけでなく、近隣への配慮や防犯・防災対策にもつながります。
株式会社早稲田技研では、東京都・神奈川県・埼玉県を中心に、庭木の剪定をはじめ、草刈り・除草・伐採・植栽管理・年間管理まで幅広く対応しております。個人住宅はもちろん、マンション・アパート・管理地・法人施設など、お客様のご要望や樹木の状態に合わせた最適なご提案をいたします。
「剪定する時期がわからない」「庭木が大きくなりすぎて困っている」「庭全体をまとめて管理したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
記事監修

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記事監修:小山 隼人 |
マンションの剪定・植栽管理のご相談は、株式会社早稲田技研までお気軽にお問い合わせください。


